ブルーブルーのスネコン130Sは、釣り愛好者にとって革新的なルアーです。このルアーは全長130mm、重さ23gで、フックは#3が2つ装備されています。特に注目すべきは、その超ワイドS字軌道と、水面直下20cmを艶めかしくアクションする能力です。この特性により、スネコン130Sはフィッシュイーターの捕食中枢を刺激し、圧倒的な魚の反応を引き出すことができます。
スネコン130Sの特徴は、非安定型重心と頭部のラダー構造にあります。この設計により、リトリーブするだけで約10〜40cmの幅の超ワイドS字軌道を描きます。この動きは特に水の流れがある場所で顕著に現れ、川の流れを横切る小魚のような自然な軌道を再現します。この結果、魚に対して非常に強いアピール力を持ち、効果的にターゲットを引きつけます。
流れの変化が大きい場所での使用を推奨されますが、流れのない場所でもストップ&ゴーや緩急をつけたリトリーブによって同様のアクションを再現できます。さらに、ペンシルベイトのように操作すると、水面から水面直下を逃げ回るベイトフィッシュを模した左右の首振りアクションが可能です。この際、内部のウエイトボールが発するゴトゴト音が広範囲にわたってフィッシュイーターを惹きつけます。
キャスティング時には、ルアー後部への重心移動構造が採用されているため、安定した飛距離を実現します。ロッドを立ててリトリーブすれば水面下10〜30cmほどのレンジでアクションし、ロッドを下に向ければ50cmほどまでレンジを下げることができます。これにより、様々な水深での使用が可能となり、状況に応じた柔軟な釣りが楽しめます。
スネコン130Sは、その非安定型重心の特性により、従来のルアーとは一線を画すアクションを実現しています。この重心構造は、かつて村岡昌憲氏がメガバス社のX-80SWや、邪道のスーサン、ブルーブルーのBlooowin!で用いた原理をさらに進化させたものです。ポッパーや昔のアメリカンルアーに見られるような機構を秩序的に動くように計算し尽くした点で画期的といえます。
スネコン130Sの取り扱いに慣れるためには、透明度の高い水域で偏光グラスを用い、チャートやピンク色のルアーを視認しながら操作方法をマスターすることが推奨されます。動かし方を覚えれば、ナチュラル系カラーを使うことでさらに効果的に魚を誘うことができます。
スネコン130Sは、初心者にも扱いやすく、簡単に魚を釣り上げることができる一方で、経験豊富なアングラーにはさらなる奥行きと可能性を提供します。このルアーを極めることで、アングラー自身がとんでもない化け物ルアーへと仕上げることができるのです。そのためには、スネコンの本質を理解し、様々な状況での使用方法を習得することが必要です。
スネコン130Sのレビュー
橋下にスネコン130S投入。
S字の引き波でパッコーン🎉#BlueBlue#フルクリア#バーブレスフック#敗北を知りたい pic.twitter.com/Gp3rxZSITU
— 小峯 青 (@blueseabass) April 14, 2023
スネコン130Sで93cm!!
この時期のイナッコ着きはやっぱりデカい。#BlueBlue#東京湾奥河川#敗北を知りたい pic.twitter.com/9L0sH7b2CT
— 小峯 青 (@blueseabass) February 10, 2024