ブルーブルーのスネコン90Sは、スネコンシリーズの中でも特に優れたパフォーマンスを誇るルアーです。全長90mm、重さ15gのコンパクトなサイズでありながら、超ワイドなS字軌道を描くそのアクションは、釣り愛好者にとって非常に魅力的です。このルアーは、スネコン130Sの特徴を継承しつつ、さらに多様なシチュエーションでの使用を可能にしています。
スネコン90Sの設計には、特に水の動きに反応する超ワイドS字軌道が取り入れられています。リトリーブするだけで、約10〜40cmの幅のS字アクションを実現し、その動きはまるで川の流れを横切る小魚のようです。この自然な動きがフィッシュイーターの捕食中枢を刺激し、魚の反応を引き出すことに成功しています。また、このルアーは水面直下20cmを艶めかしくアクションし、∞ダッチロールと呼ばれる動きがランカーを誘います。
スネコン90Sの内部には非安定型重心が採用されています。この構造により、ルアーの動きが左右に揺れやすく、安定しないため、非常にユニークで魅力的なアクションを生み出します。特に、水の流れの変化が激しい場所では、この特性が最大限に発揮されます。さらに、操作するアングラーから遠い位置にあるほど、アクションが顕著に現れます。リトリーブ時に頭部のラダー構造が作用し、スムーズかつ魅力的なS字軌道を描くのです。
流れのない場所でも、ストップ&ゴーや緩急をつけたリトリーブで同様のアクションを再現できます。従来のペンシルベイトのように操作すると、水面から水面直下を逃げ回るベイトフィッシュを模した左右の首振りアクションが可能です。この際、内部のウエイトボールが発するゴトゴト音が、広範囲からフィッシュイーターを引き寄せる強烈なアピール力を持ちます。
スネコン90Sは、村岡昌憲氏による開発で、アンバランス系ルアーとしてその独自の地位を確立しました。村岡氏は、重心を安定させないという設計理念を貫き、過去の経験と技術を駆使してこのルアーを完成させました。このアンバランス系の特性により、スネコン90Sは、他のルアーにはない秩序的かつ無秩序な動きを可能にしています。
キャスティング時には、ロッドを立ててリトリーブすれば水面下10〜30cmのレンジでアクションし、ロッドを下に向ければ50cmほどまでレンジを下げることができます。この柔軟性により、様々な水深での使用が可能となり、釣りの幅を広げます。
スネコン90Sをマスターするためには、透明度の高い水域で偏光グラスを使用し、チャートやピンクのカラーを視認しながら操作方法を学ぶことが推奨されます。このプロセスを通じて、スネコンの動きを理解し、最適な操作を習得することができます。
このようにして、スネコン90Sは初心者にも扱いやすく、簡単に魚を釣り上げることができる一方で、経験豊富なアングラーにはさらなる奥行きと可能性を提供します。このルアーの真の価値は、アングラーがそのポテンシャルを最大限に引き出し、あらゆる状況でその効果を発揮できるようになることにあります。スネコン90Sは、その性能と信頼性で釣り愛好者にとって欠かせない一品となるでしょう。
スネコン90Sのレビュー
スネコン90Sキラキラシラス。
おろしたて一投目。
なじませてからフーンフンフン位でバイト。すっと持って行った。
いつもはスイッチヒッターとかヨイチで釣ってるパターンなんだけど、スネコンドンピシャじゃん。#ブルーブルー #スネコン90S #東京湾奥 #シーバス pic.twitter.com/pIesGoOSTw— dentack (@dentack11) February 29, 2024
シーバスを狙い始めて3年と数ヶ月…
念願のランカーサイズを釣り上げることが出来た!!スネコン流し込んで丸呑みバイトで87cm…
このサイズを地元で釣り上げられた事が何よりも嬉しい…
未だに手の震えが止まらない…最高!!
#BlueBlue #スネコン90s
#BALBAL99 pic.twitter.com/FLQcJEK0Ca— 柊人 (@turibaka130) October 27, 2023
今回初富山初ホタルイカパターンということで一人試行錯誤でなんとか魚に辿り付いた。その中でも狙って釣ることが出来たのが、スネコン90sのデットスローからのロングステイ。これに行き着くまで色々投げたけどスネコン90sが1番ハマった。
次回は10月!今回良い下見が出来ました。#blueblue #toray pic.twitter.com/yIVf4wytBv— 戸澤岳雄 (@Tozawa4747) May 5, 2024