イマカツの小南ギルポップは、その名の通り小南悠プロガイドが開発した、ロクマルハンティング用のジョイント式ギル型ポッパージャークベイトです。このルアーは全長120mm、重量1.6オンスで、飛沫鋭滑呼吸音型の完全再現系として設計されています。ウイード繁茂期の琵琶湖などでの使用を念頭に置き、ロクマルをターゲットにしたこのルアーは、ポップサウンド、スプラッシュ、ダートの複合技を駆使して、酸欠ギルの水面パチパチ音まで完全に再現することが特徴です。
小南ギルポップのユニークな点は、その多機能性にあります。ポッパー型のヘッドを持ちながら、単純なトップウォータールアーに留まらず、様々なアクションを組み合わせたハイブリッドベイトとして機能します。水面に浮かぶ姿は圧倒的な存在感を放つギル型ビッグベイトであり、ワンポップで適量なスプラッシュとポップ音を生み出すポッパーとしての性能を発揮します。さらに、ジャークを加えることで水面直下で鋭いダートを連発するギル型ジャークベイトに変化します。この多様なアクションが、バスのフィーディングインスティンクトを刺激し、効果的にバイトを誘発します。
また、小南ギルポップのもう一つの特徴は、その内蔵された大型ラトルウェイトによる「カチカチ」「パチパチ」という音です。この音は、酸欠状態のギルが水面で呼吸する際の音を完全に再現しており、バスにとって非常にリアルで魅力的なサウンドを提供します。大型の扁平ボディは内部のラトル音を太鼓のように共鳴増幅し、ジョイント構造が浮上時にボディを揺らすことで、明確なパチパチ音を生み出します。これにより、カナダ藻ジャングルの奥底に潜むモンスタークラスのバスを水面にまで引き寄せることができます。
使用方法としては、キャスト後にラインを沈ませるために5秒以上ポーズをとります。その後、軽くポップしてスプラッシュを出し、3~4回連続でジャークを行い、水面下20~30cmでダートさせます。直後にポーズを入れて水面まで浮上させ、再び5秒以上のポーズを繰り返します。この動作により、広範囲からバスを呼び寄せることが可能です。少し波がある状態では、ラトルが自発的に鳴り続け、さらに広範囲にアピールできます。
小南ギルポップは、琵琶湖のウイードフラットを始め、野池、河川、霞水系、リザーバーなどブルーギルが生息するあらゆるエリアで使用可能です。この新ジャンルのルアーは、ギル型ルアーの進化を象徴しており、様々なフィールドでの応用が期待できます。その多機能性とリアルなアクションにより、釣り人に新たな可能性と成功体験をもたらすことでしょう。
小南ギルポップのインプレ
今日は湖上へ
大好きな夏がやってきた!!!
真夏と言えばやっぱりコレ
灼熱の湖上でビッグアベンタクローラーWoodにデカバス水面炸裂爆裂!!
アベンタクローラー、スラムドッグ、小南ギルポップ...
琵琶湖に来られる時は各種水面系ルアーをお忘れなく^ ^#イマカツ#IMAKATSU pic.twitter.com/hejplPl3AU
— 小南 悠 (@YuuKominami1985) July 8, 2022
小南ギルポップのポテンシャルすごい...これはデカハネそっちのけで使い込んでしまうな🧐 pic.twitter.com/yjvIwaREmx
— はぐれ(イッサ) (@issan_haguubass) June 11, 2020