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イマカツの小南ギルウチワのインプレまとめ

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イマカツの小南ギルウチワは、他に類を見ないマグナムサイズのギル型フラットサイドクランクベイトです。全長120mm、重量1.7オンスのフローティングタイプで、このルアーの最大の特徴は、連結ボディではなく一枚ボディの大きな面積から発生するウチワアクションにあります。まるでウチワを扇ぐようにパタパタと水を押す独自の動きで、魚を引き寄せます。

小南ギルウチワは、一般的なフラットサイドクランクベイトの「飛ばない」というデメリットを克服しています。マグナムクランククラスの重量とギルポップの連結キール型テールを組み合わせることで、広大な琵琶湖にも負けない飛距離を実現しています。また、重い巻き抵抗がないため、一日中巻いても疲れない巻き心地を提供しながら、しっかりと水を押して動くことに拘っています。

このルアーの軽い巻き心地を実現している秘密は、小さめの基盤リップ(下リップ)と上顎カップ(上リップ)にあります。これにより、水の流れを上手く逃がし、両方のリップでしっかりと水を捉えて潜行します。さらに、巨大なスプリットリングとトレブルフック(サイズ3/0)は低重心バランサーとして機能し、ウチワアクションをさらに安定させています。

使用方法として、小南ギルウチワは普通のクランクベイトとは異なる扱いが求められます。ラインを張ってロッドにルアーの重みを乗せると、潜行深度が浅くなります。逆に、ラインをたるませてルアーの重みをロッドに乗せなければ、ルアーはグイグイと潜っていきます。このルアーは、クランクベイトというよりも、スイムジグやスイムベイトのように巻くことを意識してください。

理想のウチワアクションを実現するためには、スイムテストを行い、小南ギルウチワの残像シルエットが「一番丸く見える」スピードを見つけることが重要です。このスピードが、デカバスを最も狂わせるリトリーブスピードです。

このルアーは、琵琶湖のウイードフラットはもちろん、野池、河川、霞水系、リザーバーなど、ブルーギルが生息しているあらゆるエリアで効果を発揮します。ギル型ルアーとしての新しい進化を象徴する小南ギルウチワは、その独自のウチワアクションと飛距離性能により、釣りの新しい可能性を広げ、釣り人に多くの成功体験をもたらすことでしょう。

小南ギルウチワのインプレ


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