ヒラマサだったりキハダマグロ狙いにソルティガC75-5が気になっているのではないでしょうか？
この記事ではダイワのソルティガC75-5のインプレを紹介します。
ソルティガC75-5の特徴
ダイワのソルティガC75-5は、特にヒラマサやキハダを狙う釣りにおいて、その優れた取り回し性能が際立つショートレングスのモデルです。乗合船の胴の間でのアンダーキャストや、小型ボートでのキャスティングにおいて、混雑した環境でもその利便性が発揮されます。船周りで突如発生するボイルに即座に対応できるこのロッドは、船に一本持ち込んでおくだけで大いに役立つでしょう。
「いつか、あの魚を。」というアングラーの夢を叶えるために誕生した「SALTIGA」は、ダイワのオフショア最強の遺伝子を受け継ぎ、最新のテクノロジーで進化を続けています。未知の大物との対峙を前提に、タックルとしての限界に挑戦し続け、あらゆる面での強度、使いやすさ、そして優れた性能を追求しています。このロッドの存在意義は、アングラーの夢を確実にサポートすることであり、その信頼性の高い性能は世界中のアングラーに支持されています。
ソルティガCは、安定した飛距離、ルアーの操作性、ファイト時の魚のコントロール、そして破壊強度といった、オフショアキャスティングロッドに必要不可欠な性能をさらに磨き上げたモデルです。メイン素材として使用されている高強度のHVFナノプラスは、強い粘りを持ち、先端から最外層にかけてX45フルシールドを搭載することで、ねじれ剛性が大幅に向上しています。また、バットジョイント部にはダイワの最先端のジョイント構造であるVジョイントαを採用しており、これによりジョイント部の強度を保ちながらも、軽量化と美しい曲がりを実現しています。
X45フルシールドは、キャスティングやアクション、フッキング、ファイトといった動作の中で発生するねじれを抑えるために、45°のカーボンバイアスクロスを最外層に配置する構造を採用しています。この技術により、キャストアキュラシーが飛躍的に向上し、ロッドの本来の性能を最大限に引き出すことが可能となりました。
Vジョイントαは、ジョイント部に高強度素材のナノアロイを採用し、ダイワ独自の精密加工技術を駆使することで生まれました。この技術により、ジョイント部が薄く仕上げられ、全体の振り抜きの良さと操作感が向上しています。HVFナノプラスは、レジンの量を減らし、代わりにカーボン繊維の密度を高めた素材で、強度と粘りを兼ね備えたロッドに最適です。これにより、さらなる高強度化と軽量化が実現しています。
このようなテクノロジーを駆使して作られたソルティガCは、その優れた基本性能により、多くのアングラーが記録的な一匹を手にするための頼れるパートナーとなるでしょう。ソルティガC75-5のグリップは、高級感あふれる濃紺とゴールドのカラーリングで、SALTIGAリールとの一体感も抜群です。また、バット部のガイドにはラインの抜けの良さを重視したMNSGガイドの逆付けを採用しており、さらなる操作性の向上に貢献しています。