ダイワのモアザンブランジーノ1010ML/Mは、オープンウォーターでの遠投ゲームに特化したサーフカスタムモデルです。このロッドは、強靭なMパワーのバットとしなやかなMLパワーのティップを兼ね備えており、遠投性能と感度を両立させています。遠投されたルアーの着底感や水流の変化を高感度でキャッチし、ショートバイトを弾きにくい設計となっているため、非常に効果的に魚の動きを捉えることができます。
このモデルの特徴のひとつは、軽量でありながら強度を保つために設計されたエアセンサーリールシートです。このリールシートは、小判型で握り込みやすく、正確な振り抜きと操作性を提供します。これにより、長時間の釣りでも疲れにくく、精密なキャスティングが可能となります。特にサーフや河口での釣りにおいて、その遠投性と高感度は大いに役立ちます。
得意エリアとしては、運河、港湾、小中河川、大型河川、干潟、沖堤、サーフなどが挙げられます。具体的な例として、那珂川や相模川、雄物川などの河口部が適しており、これらのエリアでの遠投ゲームにおいて抜群のパフォーマンスを発揮します。また、このロッドは通年使用が可能であり、シーズンや釣りパターンに関係なく、イワシや稚アユ、ナミノハナなどの魚種をターゲットにすることができます。
全体として、モアザンブランジーノ1010ML/Mは、オープンウォーターでの遠投ゲームを楽しむための理想的なロッドです。強靭なMパワーのバットがルアーの遠投をサポートし、しなやかなMLパワーのティップが高感度で情報をキャッチするため、釣り人にとって欠かせないパートナーとなります。高橋慶朗氏が推奨するこのモデルは、遠投性と感度を求めるアングラーにとって最適な選択肢です。