イマカツが新たに送り出した「ヘアリースパイダー クジャラ」は、独自のスーパーソフトエラストマー素材を採用したユニークなルアーです。このルアーは160mmという大きさでありながら、その柔らかい素材によって高い貫通性を持ち、オフセットフックを容易に使用できる設計となっています。
「ヘアリースパイダー クジャラ」は、その名の通り、多くの毛を持ち、どこかしらが常に動き続ける特徴を持っています。この特性により、バスはその実態を捉えづらく、常に興味を引かれる存在となります。特に、クジャラは水中での動きが自然で、シェイク、スイミング、ジャークなど、さまざまなアクションに対して反応する力があります。これは、クジャラが特定の形状や動きにとらわれない「謎の物体」であることが、大きな利点となっているためです。
このルアーの実力は、様々なフィールドテストで証明されています。池原ダムでのテストでは、三原直之がクジャラの1/2カットネイルリグを使用して、見事な58cmのバスをキャッチしました。また、2023年に榛名湖で開催されたルアーマガジン主催の陸王第2戦では、三原がクジャラを用いて午前中だけで7キロの釣果を上げ、圧倒的な成果を収めました。この大会では、クジャラの自然な着水音と大きなサイズ感が、バスに対する強いアピールとなり、逆に自然なリアクションを引き出すという奇抜な戦略が功を奏しました。
さらに、河野正彦もクジャラを用いたネコリグセッティングでナイスサイズのバスをキャッチしています。このように、大型でありながらも、その不明感からモンスターバスだけでなく、多様なバスを引き寄せる力があります。
保存方法についても注意が必要です。クジャラのエラストマー素材は、他のルアーと接触させた状態が続くと、ボディの損傷（変形や溶解）が起こる可能性があるため、他のルアーと一緒に保管しないことが推奨されます。また、高温の場所での保管は避けるべきです。これらの保存方法を守ることで、クジャラの性能を最大限に引き出すことができます。
イマカツの「ヘアリースパイダー クジャラ」は、その独自の設計と素材により、バス釣りにおいて強力な武器となるでしょう。特に、バスが警戒しやすい状況でも、その自然な動きとアピール力でバスを引き寄せることができます。ぜひ、この革新的なルアーを試してみて、その実力を体感してください。