ブルーブルーのフリッド90Sは、シンキングペンシルの概念を刷新した画期的なルアーです。このルアーは全長90mm、重さ27gというコンパクトなサイズでありながら、数々の先進的な機能を備えています。推奨リングサイズは#3、推奨フックは#5が2つ装備されており、多様な釣り場やターゲットに対応する設計です。
フリッド90Sの最大の特徴は、その独自のツインリップ構造です。この構造は、頭部と腹部に2つのリップを搭載することで、強烈なアピール力を発揮し、魚に対する明確な引き抵抗を生み出します。これにより、ルアーの状態を手元で感じやすくなり、シンキングペンシルに苦手意識を持つアングラーでも簡単に操作できます。特に、高速フォールでボトムタッチが明確に分かるため、水中の状況を把握しやすく、根掛かりのリスクを減らすことができます。
フリッド90Sは、そのサイズダウンによって、従来のフリッド125Sではカバーしきれなかったフィールドにも対応可能となりました。サーフや磯だけでなく、河川や港湾部でも使用しやすくなり、特に強風下での使いやすさは従来のシンキングペンシルとは一線を画します。後方重心設計により飛距離も抜群で、ツインリップ構造が着水後の安定したアクションを実現します。これにより、強風下でもしっかりとラインメンディングができ、狙ったコースへ正確にルアーをアプローチすることが可能です。
また、フリッド90Sはワイドなウォブルアクションを特徴とし、着水直後から明確な抵抗感を得られます。腹部のリップは、後方重心のシンキングペンシルにありがちな尻下がりのスイム姿勢を水平に近づける役割を果たし、これまでメタルジグなどで見切られていた賢い魚にも効果的です。この工夫により、プレッシャーの高い状況でも確実に魚を誘い出すことができます。
フリッド90Sは、従来のシンキングペンシルが持つ「引き抵抗が少なく、手元に伝わる情報量が少ない」「強風下での操作が難しい」という欠点を克服しています。その結果、シンキングペンシルを苦手としていたアングラーでも使いやすくなり、より多くの魚をキャッチするチャンスが広がります。
このルアーは、サーフゲームや磯釣りだけでなく、河川や港湾部での釣りにも最適で、幅広いフィールドでその性能を発揮します。製品の外観や仕様は改良のため、予告なく変更されることがありますが、その基本的な性能と設計思想は変わることなく、多くのアングラーに信頼されるルアーとして位置付けられるでしょう。
フリッド90Sのレビューまとめ
先日の釣果。
真夏の厳しい東京湾で良いシーバス🙏
きっと数を釣るならジョルティだと思うけど、フリッド90Sは何故かデカイ個体を連れてくる気がする。#BALBAL99 pic.twitter.com/eJkCLsh8tO
— 高橋優介 (@yuusuketakahash) August 8, 2022
フリッド90Sのスキッピングでヒラマサ!!
巻きよし、スキッピングよし!!#ブルーブルー#フリッド90s#トランスセンデンス#エンピナード pic.twitter.com/FNDK5TDdLG— cakeru (@cakerubb) March 11, 2022
フリッド90Sとフェザーフック。
フリッド90Sが得意じゃなく眠ってる方、フェザーフックを試してみてください。
動きを少し抑えて高速である程度耐えるようになります。
リトリーブの幅が広がり使いやすいです。
テストの時も言ったんですがフェザーフックが標準装備でいいレベルで抜群です。 pic.twitter.com/6S4UnPkeAy
— 寺岡寿人"しまなみ海道の釣師" (@8C81UyOCvIzb2z8) April 17, 2024