ヒラマサなどを小型のプラグで狙いたい人はダイワのソルティガC83-4/6 SPが気になっているのではないでしょうか?
この記事ではダイワのソルティガC83-4/6 SPのインプレを紹介します。
ソルティガC83-4/6 SPの特徴
ダイワのソルティガC83-4/6 SPは、小型の120~130mmクラスのペンシルベイトをしっかりとキャストし、操作することができるように設計されています。このモデルのティップは柔軟性があり、バット部分は強力なパワーを持っています。具体的には、ティップは#4モデル並みの柔らかさを持ち、バットはPE6号クラスのパワーを誇ります。そのため、小型のプラグで大物のヒラマサを狙う釣りに最適です。バットが強力なため、190mm程度のプラグも問題なく使用できます。
このモデルは「BREAK YOUR RECORD - 夢を掴み獲れ -」というスローガンのもとに設計されています。アングラーがいつか夢見る大物を釣り上げることを目指し、DAIWAの最強オフショア遺伝子を受け継ぎ、最新テクノロジーで進化し続けるソルティガシリーズの一部です。未知の大物との対峙を前提に、タックルの限界に挑戦し、強度や使いやすさを追求したこの製品は、アングラーの夢をサポートする信頼性の高い性能を提供します。
ソルティガCシリーズは、オフショアキャスティングロッドに求められる基本性能をさらに磨き上げています。安定した飛距離、ルアーの操作性、ファイト時の魚のコントロール、そして高い破壊強度を実現しています。これらの性能の源となるのは、ブランク性能です。メイン素材として使用されているのは高強度で強い粘りを持つHVFナノプラスです。また、X45フルシールドを最外層に採用することで、ネジレ剛性を大幅に向上させています。バットジョイント部には、ダイワの最先端技術であるV-ジョイントαを採用しており、これによりさらなる強度と軽量化が実現されています。
X45フルシールドは、キャスティングやアクション、フッキング、ファイトなどの動作中に発生するネジレを効果的に抑制するために設計されています。特にブランクの先端から45°のカーボンバイアスクロスで最外層を締め上げる構造により、ネジレ剛性が飛躍的に向上しました。これにより、キャストの精度が向上し、ロッドが持つ本来の性能を引き出すことが可能となりました。
V-ジョイントαは、ジョイント部に高強度素材のナノアロイを使用し、ダイワ独自の精密加工技術を駆使して開発されました。これにより、V-ジョイントはさらに強く、軽く、滑らかな曲がりを実現しています。キャストを繰り返す釣りでは、ジョイント部を薄くすることで、ブランク全体が細く仕上がり、振り抜きの良さと操作感が向上します。
HVFナノプラスは、レジンの量を減らし、カーボン繊維の密度を高めた高密度HVFカーボンを使用しています。これにより、粘りや強度が重視され、さらなる高強度化と軽量化が可能となります。ダイワは東レ(株)のナノアロイテクノロジーを独自の製法で組み合わせ、これらの特性を最大限に引き出しています。
製品の詳細として、グリップ部分にはDPSシートが使用され、濃紺とゴールドの高級感あるカラーリングが特徴です。SALTIGAリールとの一体感も向上しています。また、ガイドにはラインの抜けの良さを重視し、MNSGガイドが逆付けされています(C71モデルのみKガイドを使用)。
ダイワのソルティガC83-4/6 SPは、アングラーが夢見る大物を釣り上げるための理想的なロッドであり、その性能と信頼性は世界中のアングラーに支持されています。