ミドルサイズのプラグをキャスティングしたい人のなかにはソルティガC82-4が気になっている人もいるのではないでしょうか?
この記事ではソルティガC82-4のインプレを紹介します。
ソルティガC82-4の特徴
ダイワのソルティガC82-4は、150~170mmのプラグを用いたヒラマサやブリといった近海の青物全般をターゲットにするために設計されたマルチキャスティングモデルです。その軽量ブランクとしなやかなティップは、ミドルサイズのプラグを遠投する際の操作性を高めるため、アングラーにとって非常に快適な釣り体験を提供します。オーバーヘッドキャストだけでなく、アンダーキャストも容易に行えるため、さまざまなシチュエーションでの使用が可能です。
このロッドは、DAIWAオフショア最強の遺伝子を継承し、最新のテクノロジーで進化を続けています。その目的は、未知の大物との対峙に備え、タックルとしての限界に挑み続けることです。ソルティガシリーズは、強度と使いやすさ、優位性を徹底的に追求し、アングラーの夢をサポートします。最新の技術を駆使したソルティガCシリーズは、その基本性能をさらに磨き上げたキャスティングモデルです。
ソルティガCシリーズの主な特長の一つは、そのブランク性能です。メイン素材として使用されているHVFナノプラスは、高強度で強い粘りを持つカーボン素材で、X45フルシールド技術によりネジレ剛性が大幅に向上しています。この技術は、キャスティング、アクション、フッキング、ファイトなどの動作中に発生するネジレを最小限に抑えることで、キャスト精度とロッドの本来の性能を引き出します。
また、ジョイント部にはVジョイントαが採用されています。この技術は、ナノアロイという高強度素材とDAIWA独自の精密加工技術を組み合わせることで、従来のVジョイントをさらに強化し、軽量化し、美しい曲がりを実現しています。これにより、キャストを繰り返す釣りにおいてジョイント部を薄く仕上げ、ブランク全体を細くすることで振り抜きの良さと操作感が向上します。
さらに、HVFナノプラスは、レジンの量を減らしカーボン繊維の密度を高めることで、粘りや強度を重視したロッドに最適な素材となっています。東レのナノアロイテクノロジーとダイワ独自の製法を組み合わせることで、さらなる高強度化と軽量化が実現されています。
ソルティガC82-4は、その細部に至るまで計算された設計により、アングラーが夢の魚を手にするための信頼できるパートナーとなります。グリップにはDPSシートが使用され、高級感ある濃紺とゴールドのカラーリングで、SALTIGAリールとの一体感も向上しています。また、ガイド部分にはMNSGガイドの逆付けが採用され、ラインの抜けの良さが重視されています。
このように、ダイワのソルティガC82-4は、最新のテクノロジーと細部へのこだわりが詰まったキャスティングロッドであり、アングラーの夢を実現するための強力な武器となるでしょう。