ヤマガブランクスのブルースナイパーPL106Hは、大型青物をターゲットにしたハイパワープラッギングモデルで、2024年3月に発売予定です。このロッドは、特に中~大型プラグを使用する際のパフォーマンスに特化しており、タフな状況でもアングラーに優位性を提供します。全長3215mmという長さを持ちながら、334gという軽量さを実現しており、一日を通してキャストを続けても疲れにくく、安定した飛距離を維持することができます。
ブルースナイパーPL106Hのインプレ
ヤマガブランクスのブルースナイパーPL106Hのインプレがあるのかチェックしました。
ブルースナイパーPL106Hのスペック
ブルースナイパーPL106Hは、特に100g前後の大型プラグを遠投するために設計されています。ロッドの素材や設計はゼロから見直され、軽快でスムーズなキャストフィールが追求されています。このため、アングラーは一日中大きなプラグを投げ続けても疲労を感じにくく、安定した飛距離と精度を保つことができます。また、特筆すべきはその強靭なブランクで、ロッドが大きく曲がり込みながらも、青物の力強い走りを抑え込むための高いトルクと粘りを発揮します。これにより、ファイト時にはアングラーが主導権を握り続け、青物との力勝負においても優位に立つことが可能です。
このロッドは、特に厳しいフィッシングシチュエーションに対応するよう設計されています。例えば、沖磯や離島、荒い岩礁帯やシャローエリアなど、過酷な環境でもその高い基本性能を発揮し、大型青物を確実に仕留めるための信頼できるパートナーとなります。ブリ10kg以上、ヒラマサやカンパチでは12kgまでのターゲットを想定しており、PEラインは最大6号まで対応しています。また、ドラグマックスは8kgと非常に高く、45°の角度でのファイトでも安心して使用できる設計です。
ブルースナイパーPL106Hのスペックとして、仕舞寸法は1650mmで2ピース構造を採用しており、カーボン含有率は99.6%です。高い強度と感度を両立させるために、Fuji製のSiC-SステンレスフレームKガイドとSiCオーシャンガイドを搭載しており、リールシートも同じくFujiのDPS20仕様です。グリップ寸法も適切に設定されており、特にキャスト時やファイト時の操作性が向上しています。
まとめ
このロッドは、適合リールはD社やS社の8000〜14000番が推奨されており、このロッドが持つパワーを最大限に引き出すことが可能です。ヤマガブランクスが培ってきたブランク成形技術の結晶ともいえるブルースナイパーPL106Hは、大型青物攻略においてアングラーの期待を超えるパフォーマンスを発揮し、厳しい条件下でも安心して使用できる一本です。このロッドは、その卓越した設計と高い信頼性から、多くのアングラーにとって欠かせない存在となるでしょう。