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イマカツのスキニーイールクローラー12インチのインプレまとめ

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イマカツの「スキニーイールクローラー12インチ」は、その長大なサイズと繊細な動きでビッグバスを誘う特別なルアーです。長さは12インチ(約30センチ)で、8本入りのパッケージです。このルアーは、巨大な見た目に反して非常に繊細で弱々しい動きを特徴とし、そのギャップがビッグバスの食欲をそそります。

2022年9月、池原ダムで行われたルアーマガジンの取材では、三原直之がこのルアーを用いて驚異的な成果を上げました。魚探に一瞬映ったビッグバスをターゲットに、スキニーイールクローラー12インチのネイルリグをフォールさせ、その細かく震える動きでバスを引き寄せ、フォール中にバイトさせました。通常の魚探ではバスの正確な位置を把握するのが難しい状況でも、このルアーのアピール力がバスを引き寄せ、見事に食わせることができたのです。

スキニーイールクローラー12インチのデザインは、イールクローラー10インチ(通称ウナジュウ)の特性を受け継いでいます。バスに気付かせ、寄せる能力はそのままに、さらにスキニーイール特有の圧倒的な弱々しさを持っています。バスが攻撃を躊躇することなくバイトする要素として、この「弱さ」が非常に効果的です。

また、このルアーの素材は非常に柔らかく、コシのない「柔麺」のような質感を持ちます。これにより、水中でのシェイクやボトムに放置した際に、「存在感はあるのに弱い」という特性を発揮します。バスはこのギャップに惹かれ、食いつくタイミングを逃しません。

実際に、2023年4月に七色ダムで河野正彦がこのルアーを使ってビッグバスをキャッチしました。日本で最もルアーを見切る力が強いと言われる七色ダムのバスに対して、ボトムに放置後、バスがルアー上を通過する瞬間に1ミリだけ動かすという特殊なテクニックでバスを振り向かせ、バイトさせることに成功しました。このように、スキニーイールクローラー12インチはその存在感と弱さを兼ね備えたルアーとして、非常に効果的です。

さらに、このルアーはビッグバスだけでなく、全長がルアーの長さとあまり変わらないようなバスもよく釣れます。これは、このルアーが「弱者」を演じることがいかに効果的であるかの証明です。

保存方法についても注意が必要です。エラストマー素材の特性上、他のルアーと接触させた状態で保管すると、ボディの損傷(変形や溶解)が起こる可能性があるため、他のルアーと一緒に保管しないことが推奨されます。また、高温の場所での保管も避けるべきです。

イマカツの「スキニーイールクローラー12インチ」は、その独自のデザインと動きで、釣り人にとって強力な武器となるルアーです。特に、ビッグバスを狙う際には、その効果を最大限に発揮します。ぜひ、このルアーを手に取り、その魅力を実感してみてください。

スキニーイールクローラー12インチのインプレ

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