ヤマガブランクスのブルースナイパー100M-MHは、2024年3月に発売予定のショア青物ゲームに最適化されたハイバランスモデルです。このモデルは、ショアからの青物釣りにおいて求められるキャスト性能、ルアー操作性能、そしてファイト性能を高い次元で融合させており、あらゆるフィッシングシーンで活躍できる高い汎用性を備えています。
ブルースナイパー100M-MHのインプレ
ヤマガブランクスのブルースナイパー100M-MHのインプレがあるのかチェックしました。
ブルースナイパー100M-MHのスペック
ブルースナイパー100M-MHは、ミディアムティップとミディアムヘビーバットを組み合わせた構造で、10フィートという定番の長さを持ちながら、軽快なキャストフィールを実現。長時間にわたってキャストを繰り返すことを前提に設計されており、ストレスなく「投げ続ける」ことができるため、広範囲にわたる釣り場での使用に最適です。また、広いリリースポイントが設定されているため、安定した飛距離を容易に確保でき、遠投性能も非常に優れています。
さらに、ソフトなティップとパワフルなバットが絶妙に組み合わさっており、様々なプラグ操作やメタルジグを用いたキレのあるアクションを自在にコントロールすることが可能です。この特長により、ブルースナイパー100M-MHは、シリーズ中でも特に高い汎用性能を誇り、フィールドを選ばずに使用できるオールラウンダーモデルとして、メインロッドとしての役割を果たします。
スペック面では、全長が3065mmで、仕舞寸法は1570mmと、持ち運びにも配慮されています。自重は309gとしっかりした重さでありながら、操作性に優れています。また、カーボン含有率は99.8%と高く、強度と感度を兼ね備えた仕様になっています。ガイドには、Fuji製のSiC-SステンレスフレームKガイドとSiCオーシャンガイドが採用されており、リールシートも同じくFujiのDPS20仕様で、安定したフィット感と耐久性を提供します。
このロッドの推奨ターゲットは、ブリ10kg以上やヒラマサ、カンパチ8kgまでの大物であり、特に磯や沖堤防、堤防といったシチュエーションでの使用に適しています。また、適合するリールの目安としては、D社やS社の6000〜8000番が推奨されています。ドラグマックスは6kgで、45°の角度での使用を想定した設計により、大物とのファイトでも十分なパワーを発揮します。
まとめ
ブルースナイパー100M-MHは、その高い汎用性とハイバランスな設計から、メインロッドとしてだけでなく、遠征ゲームにおけるサブロッドとしても信頼できる一本です。フィールドを問わず活躍するこのロッドは、大物狙いのアングラーにとって、欠かせないパートナーとなるでしょう。